溜息の色

 


稚拙ではあるけれど、過去の自分の文章に助けられることがある。

突然のことでショックはかなり大きく、当日の予定を全て止めてしまうほど。
「銃撃」なんて言葉、国内のニュースではほぼ聞いたことがない。
使ったこともないかもしれない。
その言葉がショックだったのかもしれない。
この突然の感覚が久しぶりでショックだったのかもしれない。
色々、思い出したのかもしれない。

-

衝撃で浮遊してしまった心を何処に着地をすれば良いのか、
納得のいく有識者の言葉を探すことに時間を費やしたが、
どう足掻いても結局自分は自分の今日を生きることしかできないことに辿り着く。

-

自分の溜息に何を思うか。
その色は何色だろうか。
そしてそれは何処に向かうのだろうか。
私なりの弔い方。