悪天候前、渋谷駅バスロータリー
散々仕事についてや自分について、ここで書いてきているけど、
私はどこに向かってるんだろうと愕然とすることがふとしたタイミングでやって来る。
それは大海原に取り残されてしまった絶望と、先への可能性と表裏一体、
今回は前者だった。
相手の意図とは裏腹に、心中鉛色の空虚で満たされてしまった。
その度に一瞬病むが、
ちゃんと自分を考えていれば、
乗っているであろうその流れに身を任せることも大事だと思い出す。
少し時間が経てばこの空虚を忘れる技を身につけたことも思い出す。
バスを降りて、さてどうしようか、とあたふたしていたところ、歩行者に睨まれた。
私にはわかる。
何度も見たことがある。
あの人はただ私を見たのではない。
あの目は確実に敵意を持った目だった。
社会の縮図のようだった。
そんなもんだということも思い出した。
ドリア食べたら忘れることにする。