釘刺し

 


「またね」と言ってお店を後にしたのは、
絶対が無い未来に対し「また会えるから大丈夫だよ」という緊張の緩和と、
「またお互い無事に会えますように」という渇望と、
「まだ終えちゃだめだ」という自分への釘刺しでもあった。