暫し地元に帰ってきているのですが、一部信号がLEDになっていて驚きました。他は特に何も変わっていません。はこです。

こんなこと言ったら我が地元が令和の時代に何も発展してないただの田舎と思われかねないので無理矢理何か変わった点を挙げるとすると、

公園にいるママさんたちが思いっきり同世代になってきた。

ぐらいでしょうか。

このママさん集団に絶対知り合いおるわ..と思いながら通りすぎてしまいましたが。

特に何も変わってない。
でも時間は経ったなあと、怖いほどに。

ここには高層ビルが建つことは(おそらく)ない。
通り過ぎる人は疎らでどうやって人を避けながら進もうと考える必要もない。
鞄がぶつかって肩から吹っ飛びそうになることもまずない。

道路が舗装されてないガタガタ道で足がよろけて、
もう狩られてしまった稲たちと並行して歩いてると目と鼻が違和感を覚えて、
私のことを知らないはずの中学生と近所の方に「こんにちはー」と挨拶される。

変わらなければならないことと、
変わってはいけないものがぎゅうぎゅうと私の中に入ってくる。

地元に帰るといつも泣きそうになるのは私だけですか。
こんだけ抜けた空と傾く陽を見て心が押しつぶされそうになるのって変ですか。

挨拶してくれた中学生(母校後輩・おそらく野球部)、この景色、確と目と脳と身体に焼き付けておくのだよ、今のうち。

私は、東京では死にたくない。

#hakodiary #四季桜