traveling alone-4



「確認しにいくんだよね」と言われ、んー、と曖昧な返事をしつつ発ち、結局その通り、確認の旅になった。

曖昧だったのは、
ただ自分の勘だけを頼りに勢いだけで決め、理由もざく切り野菜のように繊維がたくさん残った状態で、
「調理していく過程で繊維が変形したり風味が変わったりして最後になって味も匂いも食感もわかるんじゃないかしら、知らんけど」
という淡い期待が、あるような、ないような感じだったからだと思う。

何も見つからなかったらどうしようかという不安もあったが、
自分なりに確認ができたことで発つ前の荒立つ焦燥感は消息した。

なんなら日本海の波の荒立ちに完全に負けた。私なんぞ、簡単に飲まれた。
そう人間、自然には勝てない。

まだ模索休息期間は続くが、
じんわりと動き始めてる1月末日。

あーそろそろ花粉の薬飲み始めなかん(小言

#hakodiary