ド金髪の私から地毛の黒髪の私へ、直毛なのは変わらない

帰省中、自分の机の引き出しから見つけ出された、とある画家さんからいただいた手紙。頂いたのはどうやら2009年。封筒の切手値段がまだ80円の時代でした。

当時、この画家さんの個展にふらっと入ったときご本人がいらっしゃり、自分がこの仕事をしていることもあり、生意気にも大の大人に被写体についてお話ししたのを覚えています。

後日別の個展の案内と共に同封されたお手紙。当時の私には難しかった文面も、10年の時を経てスッと私の中に入ってきました。でも大事に机の引き出しにしまってあったことから、小娘なりに大切なことを言っている、と感じていたのでしょう。とっておいてくれてありがとう、当時の私。流石やな。
そして当時から、私はきっとこの道で生きていくことになると悟っていたのだと思います。でなければ既に処分していた。もう一度言う。流石やな。

個展でお会いしてから、この方にはお会いしてません。
ただ、名前は今でもよく目にするし、調べると東京でも個展をやっている。

私のことはもう覚えていないだろうけど、またいつかお会いして御礼が言えたら、と思う。知らない人から急に御礼言われたら本人は恐怖かもしれないけども、私は言うぞ。

過去が今の自分を肯定してくれている。ありがとう。流石やな。

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