370kmの時間

帰りの新幹線で(本来の赤富士とは違うけど)赤富士が見れてちょっと嬉しかったです。はこです。

大嫌いだと思っていた地元、
それはただ私の幼稚な反抗心でしかなく、
持って生まれた痣は消えることはなく、
根から染まったものは簡単に変えることはできない

頭では理解はしているけど身体で薄れかけていたその理解を取り戻す帰省だった。

今更恋しいなんて都合が良すぎるだろうか。
私がどんな状況であってもそこに変わらず在り続けて受け入れてくれる場所は、嬉しいと、そんな自分が悔しいとすら思い知らされる。

そんな状態になって東京に戻ってきたもんだから、
駅前でバスを待っている間に何百人と私の横を通り過ぎる人皆が、孤独に見えた。

それを感じている人も、感じていない人も。

#hakodiary